格安SIMの選び方と変更する時の注意点

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生活関連

携帯電話の契約更新月になったので、今のソフトバンクから格安SIMに変更を検討しています。格安SIMにするとどれくらい費用がお得になるのか。使用面でのデメリットや契約変更での注意点などについて調べてみました。

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今の使用状況を整理する

現在はiPhone 6s Plusをソフトバンクで契約しています。調べるとSIMロック解除が可能な機種でした。SIMロック解除が可能だと格安SIMの回線がどのキャリアかを気にせず選べるのでSIMロック解除が可能かどうかは大きな条件です。

仕事でテザリングをしていて、データ通信量20GBのプランで契約しています。通話は5分間まで無料のプランです。格安SIMに変更してもデータ通信量とテザリングは重要なポイントです。通話は仕事の状況が変われば通話定額プランも検討できればくらいで考えています。

自分の場合、通信量がプラン選びにおいて重要なので、実際に格安SIMを決めていく中で大きなポイントになりました。

ソフトバンクのキャリアメールはずっと使用していましたが、最近ではLINEでのやりとりが増え、Gmailも利用しているので、影響はほぼゼロでした。2年前に格安SIMを検討した時はこのキャリアメール変更を周囲に伝えるのが面倒で見送ったのでLINEの影響力を感じます。

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格安SIM選びの注意点

現在、自分が携帯電話をどのように使用しているかを整理して、格安SIMの選択条件がある程度わかってきたので、どのような格安SIMがあり、注意するポイントについて調べてみました。

実際に調べると格安SIMのサービスの多さに驚きました。色々あり過ぎて選べません。先に格安SIMを選ぶ上での注意点について調べることにしました。注意点もたくさんありますが、自分の希望条件に照らし合わせてデメリットになる点を探せば、すぐに頭の整理ができました。

通信関連の注意点:通信量・通信速度・テザリング

まずは自分の場合、データ通信量とテザリングがポイントでした。でも調べていて気になったのが通信速度でした。格安SIMは通信速度が遅いところがほとんどです。大手キャリアから回線を借りているため、混雑する時間帯は通信速度に支障が出る状況です。

格安SIMで通信速度が安定しているところがUQ mobileでした。色んなサイトで通信速度を調査していましたが、どのサイトでもUQ mobileは安定的に通信速度が保たれていました。通信量は各社多様なプランがありますが、通信品質は弱い会社がほとんどでした。

こうなるとUQ mobile一択の様相ですが、次に気になったのが、料金です。データ通信量20GB以上のプランはどの会社もそれなりの金額になります。それでも大手キャリアより1,000~2,000円ほど安いですが、通信品質を考えると二の足を踏んでしまいます。

データ通信量が少ないプランはキャリアと比較するとかなり安いです。そこでモバイルWi-Fiを調べてみたところ、通信量無制限で通信速度も速くて安いです。格安SIMの通信量が3GB程度のプランとモバイルWi-Fiの金額を合わせてもキャリアよりも3,000円以上安くなります。

テザリングをするとスマホのバッテリーの減りが速いので、モバイルWi-Fiと格安SIMの合わせ技にすることにしました。デメリットとしては持ち歩く機器が増えるのと、モバイルWi-Fi契約に複数年縛りがあるので、外出先でデータ通信が不要になれば無駄が出ることです。

格安SIMもモバイルWi-Fiも通信制限の規約があり、短期間で大量の通信量になると通信制限がかかるようです。自分の場合はテザリングしてパソコン・スマホをがんがん使っていても1日で1GBほどです。通信制限も問題なさそうな使用状況でした。

今回はモバイルWi-Fiを使うことにしましたが、テザリングは対応しているプランと非対応のプランがあるので、テザリングをする可能性がある場合はテザリング対応しているか事前に確認が必要です。

他に気にしておくポイントは契約するプランにデータ量繰越やデータ量シェアがあるかどうかです。データ量繰越に対応している場合は、繰り越せるデータ量も確認しておきましょう。家族で利用し、データ量シェアしたい場合は対応しているかもチェックポイントです。

通話関連の注意点

最近は通話もLINEなどのアプリで音声通信ができるので、電話回線での通話は減ってきています。自分の場合は、今まで5分間通話無料のプランだったので電話を使っていましたが、そのほとんどがLINEでの通話に変更可能な通話先でした。

格安SIMの通話料のセットプランは何パターンかあります。1通話数分までのプラン、1ヶ月の通話時間数十分までのプラン、話し放題のプランです。後はセットプランを使わず、通話時間で課金する方式です。通話状況によってお得になるプランは人それぞれです。

自分の通話状況を考えると、LINEなどの音声通信を使えば、セットプランではなく通話時間分の課金にしたほうが、セットで追加になる料金よりお得な可能性が高そうです。電話回線での通話アプリもあるので、通話料もそれで節約できそうです。

LINEなどの音声通信ができない通話先が多い場合や、長時間の通話が必要な場合はセットプランがお得になりますが、ある程度連絡先が絞られていてLINEなどでやりとり可能であれば、通話時間での課金にし、通話アプリで通話料を抑える方法が良いでしょう。

キャリアから格安SIMに移行する上での注意点 MNP SIM

電話番号を変えずに格安SIMに移行する場合はMNPの可否が重要です。MNPが可能な場合でも、即日MNP可能なサービスを選ばないと、移行期間の数日間、電話が利用できなくなります。数日間、電話が利用できないのは困る場合は即日MNPは必須です。

SIMロック解除の可否も重要です。使用しているキャリアと機種によってSIMロック解除可能かどうかウェブサイトで確認できるようになっています。必ず確認しましょう。自分の場合はSIMロック解除可能でした。

最近の機種は条件さえ合えばSIMロック解除できるようです。SIMロック解除不可の古い機種の場合はバッテリーや操作に支障が出やすくなってくるので、SIMフリー本体を購入する検討の余地ありです。

SIMロック解除不可で利用中の機種を使いたい場合は格安SIMの回線がどのキャリアのものか確認してください。現在、契約中のキャリアと同じ回線であれば利用できる可能性が高いです。

キャリア独自サービスを利用している場合の注意点

キャリアのメール、ポイントなどその会社独自のサービスを利用している場合は解約後に利用できなくなります。メールであれば、Gmailなどで代替可能なので、すぐにでもGmailに切り替えて格安SIMへ移行前から対応できます。ポイントなどは解約までに使っておきましょう。

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格安SIMの選び方まとめ

自分の条件に合うサービスを選べるかどうかで、格安SIMへ変更後の快適さが異なります。まずは自分の利用状況を整理しましょう。通話時間と通話先を確認して、通話に関するプランを決める。

通信量に関しては各社多様なプランがありますが、品質である通信速度が重要です。通信をある程度使うのであればチェックしておきましょう。あとはテザリング・データ量繰越などのオプション面の必要性に合わせてプランが絞れます。

そして、実際の移行作業であるMNPとSIMロック解除についての確認です。MNPの可否、即日MNPの可否を確認して、不便が出ないようにしましょう。利用中の機種を継続して使う場合、SIMロック解除が可能かどうかで利用できる回線が絞られてきます。

  • 自分の利用状況(通話・通信・オプション)の確認
  • 格安SIMのプラン(通話・通信・オプション)と回線品質の確認
  • MNPの可否と即日MNPの可否の確認
  • 利用中の機種のSIMロック解除の可否の確認(解除不可の場合は格安SIMの回線の確認)

格安SIMは乱立状態でたくさんのサービスがありますが、上記のポイントをおさえて探していけば選択肢が絞られてきて、自分に合ったサービスを選べます。

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